青空とキミと。



こうして、遥斗先輩の隣にいる。


それがほんとに幸せ。






そんなことを思いながら空を見上げているであろう、隣を見れば。



遥斗先輩も私のほうを見ていたようで、目が合った。




「次、サボるか」


『え!2時間も…』


「いいんだよ」



2時間もサボって大丈夫なのかな



次の時間ってなんだっけ、



2つの疑問が浮かんだけれど、さっきの話を聞いていなかった私には分かるはずもなく。








『…いいですよ』



次の時間、ずっと一緒にいれる嬉しさが勝った私は頷いていた。



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