青空とキミと。




「あのね、付き合うことになりました…」



最後のほうは小さかったけど、たしかに聞こえてきた言葉。


も、もしかして!?



「…昨日尚に言われた」


私の予想はあたっていたようだ。


『って、言われたの!?』


「えっ、うん」



なんだ、そうだったのか。


二人は思い合ってたんだ。



『おめでとーっ!!』



朝からいい報告を聞いた私は、機嫌がよかった。



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