青空とキミと。



「したくねぇの?」


そんな目で見られても困る…っ!


したくなくはないんだけど

…なんて恥ずかしいし言えるはずもない。



「なぁ」

『……』


無視してやる。


「ちゅーしなくてもいいの?」

『……』


どうして簡単に恥ずかしいことを言えるんだろうか



「あおちゃーん?」

『…っ……』


大丈夫、無視無視むしむし…





「……」



…あれ?


すると、突然声が聞こえなくなった。




諦めてくれたかな?

そう思ったいたら、遥斗の顔が私の耳元まできていて。



< 298 / 360 >

この作品をシェア

pagetop