青空とキミと。
あおの目が閉じられる。
空から落ちてきた雫は、やがて強いものになり俺達を濡らしていった。
遠くから聴こえる救急車の音
きっと誰かが読んでくれたんだろう。
あおと俺は乗り込んで、病院へと向かった。
病院についたあとはいろんなことを聴かれたけど、どう俺は答えたのか。
全く覚えていない。
ただ、隣にあおがいないことが不思議で。
さっきまであんなに笑ってたのにって。
それからの俺は、毎日病院で過ごしていた。