青空とキミと。



―――――――



話終え、ずっと黙って聞いていた空を見てみると顔を歪めていた。



俺が気づいていれば、あおは退かれずに済んだかもしれない。




…怒るんだろうな、


そう思っていた俺に対し、空の言葉は驚きだった。





「なんで相談しなかったんだよ」



…は?


てっきり怒られるのかと思ってたのに、




「辛かったんだろ…」


空の言葉に、泣きそうになってしまった。




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