青空とキミと。




涙は出さない。


湊につられて私も笑った瞬間。





目の前の湊は消えてくと同時に、私の視界も明るくなった。





――――――――




しばらく、ぼーっとする頭で考える。


あれは、夢だったのか…





でも、きっと次に会うまではまだしばらくな気がする。




「帰ってきたんだ…」



病室らしきベッドから見えた空は、あの日見た快晴の空だった。


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