青空とキミと。


_遥斗side



こんなに嬉しいと思ったのは、初めてだったかもしれない。



まだ朝早くて、雲ひとつない晴れた日だった。




"来てください"


病院から訳も聞かされないまま、それだけ言って電話が切れる。





なんかあったのか…!?


携帯と財布だけ持って、急いで病院に駆けつけた俺。




そのまま病室へと通されて目にしたのは。




< 342 / 360 >

この作品をシェア

pagetop