青空とキミと。



――――――――



それから少しして、戻ってきた遥斗。


その姿はやっぱり痩せていた。




「大丈夫だったのか?」


検査結果は異常なし。


心配そうな顔の遥斗に笑顔で頷いた。








それから、夜ご飯もしっかり食べた私。



ベッドから夜空を眺めながら、眠りにつこうとしていた。




「何もなくてよかったな」

「うん」


今日はずっと遥斗と一緒。



嬉しいけど久々すぎて緊張する…



「何緊張してんの」


そんな私を遥斗は笑う。


「…だって」

もうあの時は会えないなんて思っていたから。



こんなにも嬉しい。



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