青空とキミと。



「私ね、あの瞬間遥斗に会えないのは悲しかったけど…


嬉しかったんだよ?」



そう言った私に、遥斗は驚いている。



「なんでだ?」


そんなの決まってる。




「…大切な人を守れたから。」



残されてしまった人は悲しいかもしれない。


だけど、私は大好きな遥斗を守れてよかったと思う。



< 352 / 360 >

この作品をシェア

pagetop