青空とキミと。




ずっと外にいて冷えきった身体は、リビングの暖かさが気持ち良かった。




ソファーに深く座ると、お母さんが温かいココアを作ってくれた。


震えた手を温めつつ湊のことを考える。






だいぶ落ち着きを取り戻した時、家の電話が鳴り響いた。




「湊…っ!?」


即座に受話器を取り、耳に当てる。



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