青空とキミと。



そんな中で、ポケットに入れてた携帯が震えているのに気がついた。



【着信 千穂】


「もしもし…」


やばい。

嫌な予感しかしなかった。



何言われるのか心配になりながらも電話を耳に当てると、怒声が聞こえてきた。




「今どこ居んの!」

「あ、えっと…屋上です」

「雨降ってたのに!?」

「…はい」


電話越しからでも分かるくらいの千穂の怒りっぷり。


千穂、相当怒ってる…




< 54 / 360 >

この作品をシェア

pagetop