青空とキミと。





高校に入ってまだ一ヶ月。


否、私にとってはもう一ヶ月で。



こんな日常が私にはどんなに幸せか。





日常が前触れもなく消えてしまうのを、



私は知ってる。




今がどれだけ幸せか。


好きな時間や人が、消えてしまうのがどれだけ哀しいことなのか。






私は今日も






「――――――…湊」




キミのことを想う。



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