青空とキミと。




鼻と鼻がつきそうなくらい近い距離。



こんなに近くても、遥斗先輩は気にしてる素振りなんてなかった。


それどころか、私のほうにきてどんどん近くなっていく。




「そいつ、何?」


「な…に?」



何ってなんなんだろう


いまいち遥斗先輩の言っていることが分からない。



「あおの…何?」



そう聞かれた時には、キスしちゃうのってくらい近い距離だった。



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