カラダ探し~第三夜~
五日目
夜の学校で美紗が殺され、その日のカラダ探しは終わって次の日。
いつもならすぐに目を覚ますはずなのに、私は夢を見ていた。
ここは……学校?
それも、大職員室の前の廊下で、私の姿も見える。
「美雪、大丈夫かなあ。本当に『呪い』は解けるかな」
うーん、夢の中でもやっぱり私は美人だね。
一緒にいる明日香さんや結子さんと比べても、飛び抜けてるよ。
「ここまで来たら相島を信じるしかねぇだろうが。『呪い』が解けねぇなら、お前ら全員ぶっ殺すだけだけどな。覚悟しとけよ」
……なんか武司さん、物騒な事を言ってるんですけど。
いくらなんでも、現実ではここまでひどくはないよ。
私がそんな風に思ってるって事なのかな?
「まあまあ、僕には分からないけど、世界が壊れかけているんだろう? この世界がどうなるにしても、もう後戻りはできないんだから」
うげっ! 何なのこの不気味な人!
ギョロッとした目に、痩せこけた頬。
さらに猫背で、良いとこひとつもないじゃん!
どこからこんな人が現れたんだか。
いつもならすぐに目を覚ますはずなのに、私は夢を見ていた。
ここは……学校?
それも、大職員室の前の廊下で、私の姿も見える。
「美雪、大丈夫かなあ。本当に『呪い』は解けるかな」
うーん、夢の中でもやっぱり私は美人だね。
一緒にいる明日香さんや結子さんと比べても、飛び抜けてるよ。
「ここまで来たら相島を信じるしかねぇだろうが。『呪い』が解けねぇなら、お前ら全員ぶっ殺すだけだけどな。覚悟しとけよ」
……なんか武司さん、物騒な事を言ってるんですけど。
いくらなんでも、現実ではここまでひどくはないよ。
私がそんな風に思ってるって事なのかな?
「まあまあ、僕には分からないけど、世界が壊れかけているんだろう? この世界がどうなるにしても、もう後戻りはできないんだから」
うげっ! 何なのこの不気味な人!
ギョロッとした目に、痩せこけた頬。
さらに猫背で、良いとこひとつもないじゃん!
どこからこんな人が現れたんだか。