信じたい ただ それだけ

記憶の順番

私は容姿にトラウマがあった。
整形したい気持ちもあった。しかし
何とか自力で綺麗になれないのか、
そう考えた私が選んだ仕事。それが
美容業界だった。

hairmakeの仕事に就き私は
努力に努力を重ねた。
もう、差ほど自分の容姿にトラウマを感じなくなっていた。
そしてその頃から次は、私も誰かをきれいにしたいと思う様になっていた。
綺麗になるだけで、何か1日楽しく過ごせる気がして。女はいくつになっても皆、きっとそうだ。

私はheadハンティングされ
エステシャンに転職した。天職だと思えた。
毎日がイキイキしていた。誰かを幸せにできる仕事って本当に楽しい。

仕事が生き甲斐だった。いつか自分のお店もちたい
そんな、ゆめまで、持った。


たくちゃん。
私、強くなったよ。自信もついたよ。

心にはいつも彼がいた。。どんな時も。。

既に彼を思って、10年になっていた。。

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