キミと 夜空と 星空と。
「・・・俺ら・・・友達だっよな??
どんなことでも言い合える、親友だったよな??
・・・俺が、お前を裏切った事あるか??
・・・見たんだよ、あの日俺は。
お前と・・・琴音がキスをしたところ・・・琴音の家に入っていったところを・・・。
それでもまだ、誤魔化す気か??」
逃れる事の出来ない視線。
そのあまりにも鋭い視線に、俺は視線を逸らす。
視線を逸らす事が、どんなことを意味するのか分かっていた。
けれど、逸らさずにはいられなかった。
「・・・分かった。お前の事はよく、分かったよ」