キミと 夜空と 星空と。
「意味わかんねぇし・・・
あんだけ怒ってたくせに・・・
天音さんが結局忘れられなくて・・・
ここに来ちゃってるし・・・」
「生きるって、そういうことでしょ??」
俺は、彼女を見た。
久々に見る彼女は、少し痩せたように見えた。
けれど、数週間前と全く変わらない強い瞳で、俺をじっと見つめる。
「人生なんて情けない事ばっかりだもん。
傷つけたいわけじゃないのに・・・
いつも誰かを傷つけて・・・。
最初は落ち込むかもしれない。
だけど、時がたてばそのことなんてすっかり忘れて・・・笑えるようになる。
・・・人間て,
勝手で恩着せがましくて・・・最低な生き物だよ」