キミと 夜空と 星空と。


「・・・だから、お姉ちゃんと・・・また、付き合いなおすの??」


「・・・あぁ」


耐えられないほどの空気の重さだった。

出来る事なら、今すぐここから逃げ去りたい。

だけど、それをする事が出来ない事を知っているから、余計に辛い。


 第一、モトを作ったのは俺なんだ。


全部全部俺のせい。



「・・・本当に、ゴメン・・・」



頭を、机に突きそうなぐらいに下げる。

「顔上げてよ」琴音が呟いた。



 顔をそっとあげる。



そして・・・俺は、息を呑んだ。




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