キミと 夜空と 星空と。



「だから、お姉ちゃんに復讐したかった・・・。


だから私、睦月君と寝たんだよ??お姉ちゃんを傷つけたかった・・・。

私が味わってきた孤独を、おもい知らせてやりたかった・・・!!!


なのにっ!!」




次の瞬間、俺は、反射的に琴音の手首をつかんだ。

琴音の体が、びくりと硬直する。


俺は立ち上がった。


「・・・天音さんだって・・・傷ついてきたよ、今までたくさん」


「でも、私のほうが・・・」


「そうやって・・・自分ばっかり庇おうとするの止めろよ」


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