キミと 夜空と 星空と。
・・・違う。
聞いちゃいけない気がした。
それに・・・私を本当に信頼してくれているのなら・・・、いつか何も言わずとも口を開いてくれるはず。
だから・・・その日まで待とう。
睦月君が、私に相談してくれるその日まで。
「・・・はい??」
天音はドアを開いた。
そして、そのままその場に立ち尽くす。
幻を見ているのかと思った。
もしかしたら・・・夢なのかも。
その人は、出てきた彼女を見て、小さく笑った。
「久しぶりだな・・・天音」