キミと 夜空と 星空と。



・・・満天の星空を。2人きりで。



「それとも・・・こーゆーの、あまり好きじゃねぇかな??」


 天音さんが、ようやく笑った。

だけど、いつもの満開の笑顔とは違う、弱弱しい笑顔で。


「ううん・・・今度行こうね??2人で・・・」


とりあえず、その返事に俺は胸を撫で下ろした。







「・・・約束ですよ??」







俺は、彼女の額にそっと口付けした。


< 156 / 183 >

この作品をシェア

pagetop