キミと 夜空と 星空と。




 あまりにも綺麗な青空。俺は微笑む。





 “睦月君”





天音さんの声がしたような気がした。

背筋を伸ばす。

俺は、手に持っていた携帯を、ポケットの中に滑り込ませた。



そして、真っ直ぐと前を向いて歩き出す。





後ろを振り替えずに、ただ・・・真っ直ぐと。





[完] 


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