キミと 夜空と 星空と。
あの日と、何も変わらないようだった。
変わったとすれば・・・俺が雨に濡れてびしょびしょなのと・・・決意が固まった事かもしれない。
禁断の恋・・・?
バカみたいな失恋・・・?
・・・上等だよ。真正面から、受けてたってやる。
彼女はあの日と同じように玄関から出てきて、あの日と同じように困ったように微笑んだ。
そして・・・あの日とは違う発言をした。
「・・・家出でもしたの?」
俺は、彼女に歯を見せた。
精一杯の笑顔で、彼女に笑いかけた。