キミと 夜空と 星空と。
「いえ・・・すいません」
とりあえず頭を下げる。
頭がぼぉッとした。
熱が上がっているのかもしれない。
熱が出たのなんて、何年ぶりだろうか?
ふと、彼女がほっと安心したように笑った。
「よかった。ここに来て、初めて喋ってくれた」
「・・・そうですっけ・・・?」
俺は、ベットの上に倒れこむ。
天音さんは、そんな俺に優しく布団をかけた。
なんか、母さんみたいだな、と考える。
「じゃあ、私、リビングいるから。何かあったら呼んで?」