キミと 夜空と 星空と。
「・・・止まらなくなるの・・・涙が・・・。
どうして・・・どうして私だけ、こんなに苦しんでるんだろうって・・・。どうして、彼なんだろうって・・・」
さっきよりもずっと強く、彼女を抱きしめた。
今にも消えてしまいそうな彼女の体は、まるで死んでいるかのように冷たい。
「・・・俺が・・・ここにいますから・・・。
泣いていいんです。
泣きたい時は・・・・・声を上げて思いっきり泣いていいんです。
俺が受け止めます。
一緒に苦しみます。
・・・だから・・・その肩の荷物、俺にも分けてください。俺はいつだってあなたの味方です」