キミと 夜空と 星空と。
「あ・・・コップ・・・」
彼女が言い終わらないうちに、俺は自分の唇を彼女の頬に押し当てた。ひんやりとした感触が、唇から伝わってくる。
「・・・すんません・・・やっぱ、理性が限界みたいです・・・」
彼女がおかしそうに笑った。
「そっか」
今度は、彼女が自らキスをしてくる。
なんだか幸せすぎて、すべての物がぼやけて、コレが現実なのかも分からない。
俺たちは、何度も何度もキスをした。
お互いが今、ここに生きている事を確認するように。