キミと 夜空と 星空と。
ドクンドクン。
「たのしーなッ♪やっぱり、デートってイイよね?」
ドクンドクン。
「映画、何見るんだったっけ?」
ドクンドクン。
「・・・・・・睦月クン??」
「え、あ、はいっ?!」
俺は、彼女を見た。
天音さんは俺の大きな声にビックリして、瞳を大きく見開いた。そして、クスクスと笑う。
「本当に、面白いよね。睦月君て」
「す・・・すいません・・・」
顔が赤くなる。
せっかくのデートなのに、俺は何をしてんだろう・・・。