キミと 夜空と 星空と。
「・・・そうやって・・・面白がってたわけ・・・??俺を裏切って・・・」
「・・・・・・違う・・・そんなんじゃない・・・」
「じゃあ、何なんだよッ?!コレはッ?!」
大きな声が出る。
苛立ちが、抑え切れなかった。
ショックを通り越して、怒りしかもう、わいてこない。
・・・どうして・・・どうして・・・。
・・・なんでだよ・・・なんでなんだよ・・・。
俺は、落ちた写真を拾い上げた。
そして、笑っている男女を交互に見る。
そこに写っている男の人は、俺のよく知っている人だった。
まるで兄弟みたいに、俺に接してくれる人。
誰よりも・・・尊敬できる、信頼できる人。