キミと 夜空と 星空と。
「・・・あれ??今日、巧は??」
「あー??巧??なんか、しらばく来てないよー??」
机の上に足を乗っけて、だるそうに1人の女子が返事をした。
「・・・巧が、休み??」
バカは風邪を引かない。
その通りに、巧は頭が悪くて、学校を休んだ事なんてなかった。
なんだかんだ言ったって、たぶん学校が大好きなんだろう。
その巧が・・・休み??
無性に心配になった。
嫌な予感が、頭をかすめる。
・・・まさか、事故・・・??
「・・・俺、帰るわ」
「はっ?!今着たばかりじゃん?!」