キミと 夜空と 星空と。


 だけど、その声からはいつもの明るさが感じられない。

それどころか、どんよりとした暗い雰囲気を感じる。


「・・・俺・・・だけど・・・」


『・・・睦月??』


顔が見えなくても、巧が驚いているのがよく分かった。


「・・・調子わりぃの??俺、帰った方がいい?」


沈黙が流れる。
巧がまだ、少し迷ったような口調で、ようやく答えた。


『・・・入れよ』


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