小悪魔男子と魔法使い。
♧バレちゃった!?私の秘密♧
ザーーー……
「はぁ…」
今は6月、つまり梅雨。
はっきりいって、梅雨は嫌だ
ジメジメしているから。
「どーしたの、唯花?」
「ひな…なんでもないよ!
ただ、梅雨がやだなーって!」
私の親友のひな。
とても可愛い
モテていて、彼氏もいるのだ
それに比べ…私は全然。
お父さんに伊達眼鏡とけと言われてるくらい。
それに三つ編みもであるが…
それは別の問題である。
「唯花〜なんで学校では伊達眼鏡&三つ編みなの?外した方がかわいーのに〜っ!」
「お世辞をどうもありがとー。
これはお父さんが…。
私がブスなのを紛らわすためだと思うよ」
「そーゆーことか。
唯花に悪い虫がつかないようにするためね♪♪」
「は??」
この子は何を言っているんだか…
「まーまー気にしないっ!
そーいえばねー!今日転入生来るって!」