小悪魔男子と魔法使い。
「そうなのか…?」
「そうだよ」
そう、去年…15歳の誕生日に言われたのだ。
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「「唯花〜お誕生日おめでとう!」」
「わぁ!お父さん、お母さんありがとう!」
夢中でケーキを頬張っていた
そんな時…
「唯花。大事な話がある」
「なに?お父さん、お母さん」
「唯花は魔法使いの世界の姫であることはしってるよな?」
「うん」
「唯花は王女にいつかなるのも知ってるわよね?」
「うん」
「もし結婚相手が18までに見つからなければ…………」
「お見合いということになっちゃうの」
ブーーーーーーーーーーーッ!!!!
私はあまりにびっくりしてサイダーを吹いたのだった…
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「お前なら大丈夫だ…
きっと見つかる」
「励ましてくれてありがとね…!」
「おう////」
そう返事する彼の耳が赤かったが、この時唯花には理解ができなかった