小悪魔男子と魔法使い。

「なぁ…」








少し歩いたあとに聞かれた。









「唯花…あのかっこのままいった?」










「うん…」










「オレさぁ〜、朝そのことを言おうとして声かけたのになんで無視していったの〜??」










「別にいーじゃん…そんなことぐらいさー」









ドンッ…!










よく女子が憧れる壁ドンをされている










「じゃま…」










私にとっては迷惑なだけだが…










「オレのゆーこときけよ?」












「はぁ?なんであんたなんかのいうこと聞かなきゃいけないわけ?」











「…っるせーよ…」












「あんたの方がうるさ…んー…!」










いきなりキスをされた












怒っているからなのか、押し付けるような強引なキス。













「もーやめてっ!
私にかかわらないでっ!」










そう言い残して私は去った…










輝の悲しい目には気づかずに…


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