小悪魔男子と魔法使い。
教室に戻ると、ひなに質問攻めをされた
「どうだったー?唯花〜」
「別に…」
「嘘だ。わざと冷静になってる時はいっつも嘘ついてるから、唯花は」
「うっ…」
それを言われてしまったら、全部話すしかなさそうだった…
「親友だからはなすよ、昼休みにね」
「やったぁ!!
唯花が親友でよかったぁ!」
意味がわからないことを言ってるのでスルーをした
「絶対誰にも言わないって約束はしてね…?」
「絶対いわないよ!」
この機会に私が魔法使いだということも言おうかと思っている
いつかはいうと決めていたからちょうどいい
いろいろ考えていたら、もう12時だった
「唯花〜っ!屋上いこっ?」
「はーい」
しんじてくれるといいな…