小悪魔男子と魔法使い。
「それでー?王子とはどーゆう関係?」
「同居人」
3秒ほど時間が止まったようにひなは止まっていた
しかし…
「ど、どどどど、同居人!?!?!?
一緒に住んでるの!?!?」
思っていた通りの反応
「あと、家来扱いされてる」
「はぁぁぁぁ!?!?
ずるいーーーーーーっ!」
またもや予想通り
「……ていうかなんで?」
「秘密がバレたから」
「秘密…?」
「私が魔法使いだってこと」
「じょ…冗談でしょ?」
「本当」
「じゃあ放課後証拠見せてねー?」
「はいはい、わかってるって」
ひなは私の顔をじっと見た
「なに…?」
「唯花のテンション低いから。
朝、王子となんかあった?」
ひなにはなんでもおみとうしなんだと改めて思う
「実は………」