小悪魔男子と魔法使い。


「なんであんたがいんの!?」




目の前にいたのは佐々木輝であっった…





「やっほー♡相馬唯花ちゃん?」






「お母さん〜、なんでこいつが?」






「唯花〜忘れたの?
一週間前に言ったでしょ?
お母さんとお父さんが海外出張って。あと上司も一緒だから上司のお子さん預かるって」





そういえば、いってた気がする





(ていうか!もっと小さい子じゃないの!?高校生なら一人でも大丈夫でしょ!?)






(いーじゃない!どうせ同じクラスの人でしょ?)






(え〜〜〜…)






「とゆーわけで、よ・ろ・し・く!」





(くれぐれも魔法使いってことバラさないようにね?)





「はぁ…わかった」





「いってきまーす、唯花また来年ね☆
輝くん、唯花のことよろしく!」





「もちろんですよ♪」






「いってらっしゃい…」





これから大変なことが起こるだなんて私は考えてもいなかった…


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