under the happiness~二度と訪れない朝日を今~
「まだ、そんな事考えてんのか??昨日、あんなに可愛がっただろ?!」
やっぱり貴方は少し、飽きれ顔。だって、無理ない。タブーを聞いたんだから。
「ごめんなさい!もぅ、聞かないから、嫌いにならないで…」
聞く質問は大胆なのに、臆病な私。貴方が離れて行くのが怖い。
正直まだ信じられない。
もしかしたら、『びっくり企画』なんぢゃあなぃかと、思う自分…
本当は、私の事何か遊び以下で、時間潰しの只のトイレットペーパーなんぢゃあなぃかと、不安になる。尻を拭いたらぉしまい。渦巻く水中に溶けて、こんな幸せな事も実は、只の一人よがりなんだと気付かせれるおちだと怖い。
幸せの二倍の不安がある。幸せなだけ不幸になる。笑った分だけ泣く。愛した分だけ傷付く。フェアな世界…
不意に、貴方が包んでいた。背中に回される腕…
私の首には、貴方の顔が埋まる。