under the happiness~二度と訪れない朝日を今~
ぐぐもった息が、頭にかかる。髪の毛一本一本が鈍感なはずなのに、感じる。
“きっと、今真面目な顔してるんだなあ”
静かに思う。
身体中の力が抜けない。シーツに沈んでるはずなのに、固い板に寝そべっているみたいに、触れてる感じがしなぃ。
貴方を起こすのも悪いと思う反面、落ち着かない心意に足だけ少し動かす。
不意に、貴方の足まで動かしてしまい、鈍い声と共に腕の締まりが少し緩んだ。動かしたのは私なのに、何故かすまない事をしたと、静かに反省していた。