under the happiness~二度と訪れない朝日を今~
「ちっ…違うの。私、幸せで…本当に夢みたいで…。つぃ、昨日までなら考えられない事だから…嬉し過ぎて。」
必死に語る私に…合図ちを打ちながら、マリア様の様な眼差しで私を見ていた。
「ぢゃあ…夢ぢゃあなぃ事を、教えてあげるょ。」
私の顎を軽く上げ、泣き面に舌を絡ませてくる。昨日もしたはずのキスなのに、何回しても慣れない感触。自分の口中に舌とは違う生暖かい生物が侵入する。大量の唾液に溺れながら、貴方の唾を飲み込めば、ねっとりと口を離し、優しく語る。
「昨日、教えただろう?!舌を出して…。自分から俺に絡めるんだ。」
ヌルヌルの口を拭こうともせず、息さえかかるこの距離で貴方は私が舌を出すのを待った。
おそるおそる、ペロリと出す舌はいやらしく光る。
「そんなんぢゃあ…届かないよ。」