under the happiness~二度と訪れない朝日を今~
やはり、貴方には敵わない。
たどたどしい、私の動きとは打って変わって大胆に絡んで来る。
舌を、引っ込め様とする私を関知し、吸い付く。


「んっ、んん!!」

声にならない音が響く。そろそろ、呼吸困難になって来た。

ギリギリまで捕えていた貴方は、私が暴れる姿を眺めながら口を離した。
先ほどの涎より、増した唾液がお互いの口から漏れる。
そんな姿は淫らで…甘美だった。


「65点かな。まあ、これから俺用に調教するからな。」

鼻先にキスを落とし、サラリと恐ろしい事を口にする。笑顔に似合わない言葉。
ゾクゾクする背中の中に、喜び叫ぶ私がいた。
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