不器用なシンデレラ
24、プライスレス ー 理人side
本田さんが連絡してきた見合い場所は、昨夜詩音達と会ったホテルと同じホテルだった。
「2晩続けてここか」
思わず溜め息が出る。
またあの親子に会いそうだ。
少し早いしラウンジで時間潰すか。
ソファーに腰掛けコーヒーを頼むと、目の前に詩音が立っていた。
ああ、面倒くさい。
ただでさえ寝不足なのに、こんな女相手にしたくない。
「納得いかないわ」
詩音が俺の目の前のソファーに勝手に座り、俺に見せつけるように足を組む。
「何で花音なのよ!私の方がキレイだし、社交性だってあるわ。私の方があなたにふさわしいじゃない?TAKANOの御曹司の結婚相手に」
「2晩続けてここか」
思わず溜め息が出る。
またあの親子に会いそうだ。
少し早いしラウンジで時間潰すか。
ソファーに腰掛けコーヒーを頼むと、目の前に詩音が立っていた。
ああ、面倒くさい。
ただでさえ寝不足なのに、こんな女相手にしたくない。
「納得いかないわ」
詩音が俺の目の前のソファーに勝手に座り、俺に見せつけるように足を組む。
「何で花音なのよ!私の方がキレイだし、社交性だってあるわ。私の方があなたにふさわしいじゃない?TAKANOの御曹司の結婚相手に」