不器用なシンデレラ
ドキドキしながら出席した入社式。
新入社員代表で挨拶する理人くんの姿を見て舞い上がった。
彼が私の存在に気づいた様子はない。
理人くんにとっては、きっと私はその他大勢の新卒社員の1人。
新人研修では班も分かれたし、このまま接点のないまま遠くから彼を眺める生活が続くものと思っていた。
先週までは。
「何ボーッとしてるの?山下さんも電話取って!」
営業部に配属され、何故か隣の席に理人くんがいる。
うれしいけど・・・これは近すぎる。
しかも、総務希望してたのに、何で営業部なの?
喜んでいいのか悲しんでいいのかわからない。
今日も早速同じ新人なのに彼に怒られた。
下の名前では呼ばれない。
山下花音が私の名前なのに・・・・。
もう私の名前、本当に忘れちゃったかな?
新入社員代表で挨拶する理人くんの姿を見て舞い上がった。
彼が私の存在に気づいた様子はない。
理人くんにとっては、きっと私はその他大勢の新卒社員の1人。
新人研修では班も分かれたし、このまま接点のないまま遠くから彼を眺める生活が続くものと思っていた。
先週までは。
「何ボーッとしてるの?山下さんも電話取って!」
営業部に配属され、何故か隣の席に理人くんがいる。
うれしいけど・・・これは近すぎる。
しかも、総務希望してたのに、何で営業部なの?
喜んでいいのか悲しんでいいのかわからない。
今日も早速同じ新人なのに彼に怒られた。
下の名前では呼ばれない。
山下花音が私の名前なのに・・・・。
もう私の名前、本当に忘れちゃったかな?