不器用なシンデレラ
28、親友の願い ー 理人side
「お前って、ホント何着ても似合うな。これでにっこり微笑めばどっかの王子みたい」
今日は花音との結婚式。
花嫁はお着替え中。
タキシードに着替え終わった花婿の俺はというと・・・・本田さんに捕まっている。
もっとゆっくり出来ると思ってたんだが。
「・・・本田さんに微笑む理由がないですけど。本田さんの時だって、モデルみたいで格好良かったですよ」
「何なの、その棒読み。格好良かったなんて全然思ってないだろ?それより、お前の控え室、何で他に誰もいないわけ?」
「親父もお袋も花音のウェディングドレス姿が気になって花音の控え室に行ってるんですよ。花音の家族はもういないようなものだし。俺は親父たちがいない方が静かでいいですけど」
「お前がクール過ぎるから、余計花音ちゃんが可愛いんだろうな」
今日は花音との結婚式。
花嫁はお着替え中。
タキシードに着替え終わった花婿の俺はというと・・・・本田さんに捕まっている。
もっとゆっくり出来ると思ってたんだが。
「・・・本田さんに微笑む理由がないですけど。本田さんの時だって、モデルみたいで格好良かったですよ」
「何なの、その棒読み。格好良かったなんて全然思ってないだろ?それより、お前の控え室、何で他に誰もいないわけ?」
「親父もお袋も花音のウェディングドレス姿が気になって花音の控え室に行ってるんですよ。花音の家族はもういないようなものだし。俺は親父たちがいない方が静かでいいですけど」
「お前がクール過ぎるから、余計花音ちゃんが可愛いんだろうな」