不器用なシンデレラ
「所詮、自称だよ、鷹野。さあ、着いた」
大貫先輩が笑いながらそう言ってチャペルの扉を開く。
白い小さなチャペルの中もキャンドルがいっぱい灯されていて、そこは幻想的な空間になっていた。
ヴァージンロードの両端にもキャンドルが置いてあって、それが祭壇の方まで続いている。
俺は祭壇の前で花音を待った。
今夜は内輪の式なので親しい人しか呼んでいない。
招待客も揃って少し落ち着いた頃、チャペルの扉が開いた。
すぐに目に入るのは美しい純白のドレスに身を包んだ花音の姿。
「・・・・」
恥ずかしいのかちょっとうつ向いている。
だが、花音がチラリと上目使いに俺を見ると頬がほんのりピンクに染まった。
音楽が鳴ると、花音が親父の腕に手を添えて一緒に歩き出す。
彼女のウェディングドレス姿はとてもキレイで、声を失う程だった。
大貫先輩が笑いながらそう言ってチャペルの扉を開く。
白い小さなチャペルの中もキャンドルがいっぱい灯されていて、そこは幻想的な空間になっていた。
ヴァージンロードの両端にもキャンドルが置いてあって、それが祭壇の方まで続いている。
俺は祭壇の前で花音を待った。
今夜は内輪の式なので親しい人しか呼んでいない。
招待客も揃って少し落ち着いた頃、チャペルの扉が開いた。
すぐに目に入るのは美しい純白のドレスに身を包んだ花音の姿。
「・・・・」
恥ずかしいのかちょっとうつ向いている。
だが、花音がチラリと上目使いに俺を見ると頬がほんのりピンクに染まった。
音楽が鳴ると、花音が親父の腕に手を添えて一緒に歩き出す。
彼女のウェディングドレス姿はとてもキレイで、声を失う程だった。