不器用なシンデレラ
おまけー朝オフィスで ー 理人side
出張から戻ってきた本田さんに朝声をかけられた。
「よお。鷹野のとこ無事に生まれたって?」
「ええ、お陰様で。予定日より早かったんですけど、安産だったから安心しました」
「これで鷹野もパパだな。名前決まったの?」
「花音から一文字取って琴音って名付けました。3000グラムもないから凄く小さいですよ」
「へえ、どっちに似てるの?」
「写真見ますか?」
俺が花音と琴音が写ってる写真を見せると、本田さんは花音の方をじっと見ていた。
「花音ちゃん、これすっぴんだろ?肌つやつやで可愛いね。琴音ちゃんも顔小さいな。うちの紗良なんか最近凄く大きくなって、もうつかまり立ちしてるんだけど」
「そのうち歩くんじゃないですか?でも、なんか花音の顔ばっか見てないですか?女遊び、本当に止めたんですよね?」
俺が本田さんを疑いの眼差しで見ると、彼はにっこり笑った。
「だからさ、鷹野。目で愛でるのは浮気じゃないじゃん」
「・・・それ、彩さん許してるんですか?」
「よお。鷹野のとこ無事に生まれたって?」
「ええ、お陰様で。予定日より早かったんですけど、安産だったから安心しました」
「これで鷹野もパパだな。名前決まったの?」
「花音から一文字取って琴音って名付けました。3000グラムもないから凄く小さいですよ」
「へえ、どっちに似てるの?」
「写真見ますか?」
俺が花音と琴音が写ってる写真を見せると、本田さんは花音の方をじっと見ていた。
「花音ちゃん、これすっぴんだろ?肌つやつやで可愛いね。琴音ちゃんも顔小さいな。うちの紗良なんか最近凄く大きくなって、もうつかまり立ちしてるんだけど」
「そのうち歩くんじゃないですか?でも、なんか花音の顔ばっか見てないですか?女遊び、本当に止めたんですよね?」
俺が本田さんを疑いの眼差しで見ると、彼はにっこり笑った。
「だからさ、鷹野。目で愛でるのは浮気じゃないじゃん」
「・・・それ、彩さん許してるんですか?」