不器用なシンデレラ
「はい」
私も立ち上がって、本田さんと一緒に会議室を出る。
すると、みんな気になってたのか一斉に私たちの方を見た。
「・・・お前ら、些細なこと気にする余裕があるならもっと契約取ってこい」
本田さんが笑って発破をかける。
「お前、やけに話長くなかった?」
私が自席に戻ると、理人くんが怪訝な顔をして声をかけてきた。
「・・・そんなことないよ。私が要領悪いからいろいろと注意されてただけ」
「・・・要領ねえ。俺は本田さんとこれから出るけど、また何かあったら必ず本田さんか俺に知らせろよ、いいな」
「うん」
コクリと頷くと、理人くんも私の頭をポンと軽く叩いて行ってしまった。
他の営業さんも得意先に行ってしまい、残っているのは営業事務の私達女子社員。
私も立ち上がって、本田さんと一緒に会議室を出る。
すると、みんな気になってたのか一斉に私たちの方を見た。
「・・・お前ら、些細なこと気にする余裕があるならもっと契約取ってこい」
本田さんが笑って発破をかける。
「お前、やけに話長くなかった?」
私が自席に戻ると、理人くんが怪訝な顔をして声をかけてきた。
「・・・そんなことないよ。私が要領悪いからいろいろと注意されてただけ」
「・・・要領ねえ。俺は本田さんとこれから出るけど、また何かあったら必ず本田さんか俺に知らせろよ、いいな」
「うん」
コクリと頷くと、理人くんも私の頭をポンと軽く叩いて行ってしまった。
他の営業さんも得意先に行ってしまい、残っているのは営業事務の私達女子社員。