不器用なシンデレラ
部屋には部長さんと私の2人だけ。
「・・・すみません。私では商品の説明が十分に出来ないので、今・・・上の者をこちらに来させますから」
怯えながら理人くんにもらったスマホをポケットから出すと、部長さんがすぐに私の手から取り上げた。
「あの・・返して下さい」
「他の人を呼ぶ必要はない。僕は君と商談したいんだよ」
「ですから・・・私はまだ新人で商品の説明が十分に出来ないんです」
「君が今夜僕と酒を飲むだけで、数千万の契約が出来るんだ。いい話だと思わないか?」
部長さんがくっくっと喉を鳴らして笑う。
怖い・・・・。
それに目が・・・凄く気持ち悪い。
私・・・これからどうなるの?
逃げようにも逃げられない。
もし怒らせたら、うちの会社の信用はどうなる?
「・・・すみません。私では商品の説明が十分に出来ないので、今・・・上の者をこちらに来させますから」
怯えながら理人くんにもらったスマホをポケットから出すと、部長さんがすぐに私の手から取り上げた。
「あの・・返して下さい」
「他の人を呼ぶ必要はない。僕は君と商談したいんだよ」
「ですから・・・私はまだ新人で商品の説明が十分に出来ないんです」
「君が今夜僕と酒を飲むだけで、数千万の契約が出来るんだ。いい話だと思わないか?」
部長さんがくっくっと喉を鳴らして笑う。
怖い・・・・。
それに目が・・・凄く気持ち悪い。
私・・・これからどうなるの?
逃げようにも逃げられない。
もし怒らせたら、うちの会社の信用はどうなる?