『短編』マモッテネ
「羽璃子さんと優子さんは仲が良かったんですか?」


喉が段々と渇いてくる。

「えぇ…それはもう…」

じゃあなぜ優子を?

あと首とりゲームと羽璃子は何を関係している?

「それにしても…どうして羽璃子の事を…」

もう、話すしかない…

私は今までの事を全て話した。

「信じられますか?」

普通なら無理かも…

「信じるわ。普通なら無理だけど…なにか手掛かりになるかも…」

ザザーッ

切ってあったはずのテレビが点滅しはじめた。

すると台所にあった包丁が優子の母目掛けて飛んで来た。

包丁は首に命中。

「アァーッ!」

首が床に落ちる。

「ギャアアァアァーッ!」


目の前の光景に驚かない人間はいないと思う。

『コノ首デハ駄目ダワ。』

誰…!?
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