『短編』マモッテネ
…目の前の景色が突然変わった。


江戸時代の屋敷って感じの屋敷。

白いしょうじが味を出してる。

しかしここはどこなの?


ヒタリ…ヒタリ…ヒタリ…ヒタリ…ヒタリ…ヒタリ

「ひっ」

そっとしょうじの影から覗くと…


首のない女が屋敷の廊下をウロウロしている。


赤い物がビシュッと音をたて女の首からしょうじにはねる。


叫びたい気持ちだった。

まさかあれがはりこ様?


よく見ると女の手には鎌が握られていた。

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