『短編』マモッテネ
私はそばにあった麦茶を一口含み、


懐かしい優子とのビデオテープを再生した。

二人で仲良くアイスクリームを食べている様子。


優子の笑顔が今では凄く切ない。

そして私は優子が失踪する前のビデオテープを再生した。

…目を疑った。


夜の繁華街を二人で歩いてる様子。

しかし優子の肩には


手。

青白い手が優子の肩に巻き付いていた。



「ひっ!」
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